festive500 2017路上の結末

2017 festive500 名誉の失敗賞

1231 day8 DNF

いよいよ最終日。

なるべく早く帰ってきたいので、7時にはスタート。寒い。しかし何としてもあと142キロ走らないといけないのだ。

霞ヶ浦ショートカットコースにりんりんロードを絡めて、帰宅した時点でほぼトータル500キロになるように計算して走る。


f:id:s651027t:20180106153750j:plain


f:id:s651027t:20180106153822j:plain


f:id:s651027t:20180106153910j:plain


霞ヶ浦を離れて、りんりんロードに入る。

雨がポツポツ降り出してきたが、何とかなりそうだ。

小田城趾で一息いれて、「平沢官衙跡」まで行ったら帰ろうと決め走り出す。雨足は少し強くなってきていた。

りんりんロードをはずれ、一般道を走り北条大池の手前の十字路にさしかかる。ここを過ぎれば平沢官衙跡はすぐだ。

大池側の道は少し登っている。減速して左右を確認。車が来ないことを確認してからペダルを踏み込み登りに入ったところで


「あっ!」


グレーチングでスリップして腰下側面から落車。

脚の付け根に激痛が走る。

やばい、やってしまった!とこの時思ったが、まだ打撲程度で何とか帰宅できるだろうと思っていた。

こんな大晦日の昼過ぎに自爆して怪我だなんて、ありえない…。

道路の端に自らの身体と自転車を寄せたいのだが、脚が動かない。

腕の力だけでズルズルと動いて端に避ける。

ウェアが破れたりしている様子はない。

自転車も傷が一見ではわからない。

しかし脚は動かない。動かそうとすると激痛が走る。

何人かの方が車から「大丈夫?」「救急車呼ぶぞ」と声をかけてくれるが、まだ何とかなるだろうと思っていた私は苦笑いをしながら「大丈夫で〜す」と返事をしていた。

雨は本降りになり体温も下がってきた。

最後まで後ろ髪をひかれるように心配してくれた女性親子が渡してくれた傘がなければかなりまずい状況になったかもしれない。

これは今までの落車とは違うな、と悟った私は、妻に迎えを要請。

妻が来た時は寒さでシバリングも止まらず、激痛でとても車に乗れる状況ではなかった。

そして、ついに救急車要請。搬送されました。

12月31日、大晦日、今年のfestive500 はあと25キロ程度を残してDNFとなりました。f:id:s651027t:20180106154200j:plain


477/500